あなたの商品価値は?

仕事で成功する

皆さんこんばんは角松利己です!

 

今回の記事ではズバリ!「あなたはいくらですか?」という質問に答えていただきます。

 

人間の物質的価値は、きわめて低い。

人間の体を金銭に換算した場合、いったいいくらになるかご存じでしょうか?

 

これは人間の体を、いわゆる「物質」とみなした場合ですが、答えは「5,600円強」です。私が中学生の頃に読んだ、ある本に書いてありました。「このパーツはこういった用途として使える」という、「人間のモノ化」が行き着いた先の見解です。真偽のほどはわかりませんが、当時の私は「こんなに安いの!?」という驚きに包まれました。

 

大人になった私は、この話とは別に、次のようなことをよく考えます。

 

「私の商品価値はどれくらいか?」と。

 

きっかけは、45歳頃に教師としての自身の価値観を問い直したことでした。この頃の私は、「人生を折り返す年齢に達した」こと、つまり「死を意識し始めた」ことに始まり、「教師として生徒に何を伝えてきたのか」について思いを巡らすようになっていました。

 

 

知識の切り売りは、無意味。

 「一斉授業という形式の中で、いかに効率よく知識を定着させ、しかも楽しさを味わわせることができるか」というのが、授業におけるそれまでの私の目標でした。しかし、死を意識し始めてからは、「生徒にとっての利益とは何か」を優先的に考えるようになったのです。

 

それを実現させるための一つの手法が、アクティブラーニング的授業でした。しかし、「授業時における生徒への働きかけ方を単に洗練させる」だけではダメで、逆に、「学校生活全体を通じ、私自身のあり方そのものを使って生徒に語りかける必要があること」を強く自覚するようになりました。小手先のテクニックではなく、自分自身の迷いや弱い部分も含めて、自身の理想を語り続ける必要があることに気づいたわけです。

 

そこで考えたことが「私自身の商品価値」です。表現はいかにもドライで割り切った印象を受ける方も多いでしょうが、私にとっては非常に大切にしたい視点です。

 

 

結果が出なくても、教師は務まる。

もし今、私が教師をクビになったとしたら、私を雇ってくれる会社はないでしょう。特別な技能や資格を持ち合わせていませんし、自慢できるようなキャリアも積んでいません。面白いと思うのは、そんな私でも、教師の資格を与えられることで、必要十分な給与を得ながら、自信を持って仕事に臨めていることです。

 

つまり、教師とは採用試験に合格して正式に採用されれば、他に何の技能を持たなくても務まる仕事だということです。このことは必然的に、「教師としての私の価値はどこにあるのか」という根本的な問題意識につながります。「私はどんな価値を生み出したか」「どんな結果を出したのか」「そもそも、結果とは何か」など、疑問は尽きることがありません。

 

もし私が教師をクビになったとしたら、私の価値はゼロに近い、というのが私の出した結論です。社会的有用性だけを問題にすれば、という条件付きですが。

 

ですから、52歳の私は、「私の商品価値」を考え続けます。教師としての私の商品価値は、「同僚や生徒から信頼される人間像を作り上げること」と「ある意味、生徒から憧れの気持ちを持ってもらえる存在であること」です。「信頼」と「憧憬」というのは、生徒にとって最も身近な教師という仕事に従事する人間として、必要不可欠な要素だと思うからです。「教師は生徒のモデルたるべき」、ということです。

 

 

「教師としての成功」だけでは、満足できない。

一方で、忘れられがちな視点ですが、「社会人としての商品価値」を磨き続ける必要もあります。これは教職をリタイアした後の人生設計にも繋がってくる視点ですが、教師以外の視点や考え方、技能など、有形無形のものすべてを含んでいます。そして、実は教師以外の視点に基づいた「商品価値」が教師としての人間的魅力を何倍にも増幅してくれるものなのです。

 

「いつ教師を辞めても大丈夫。」というくらいまで、経済的かつ精神的に「商品価値」を高めていくことで、結果的に、あなたは「最高に魅力的な教師」になり得ます。私たち教師は、魅力を磨き続けるしかありません。

 

私たちは、毎朝、鏡で自分の姿を確認して家を出ますよね。あなたも、髪がはねていないか、まぶたが腫れていないか、ひげのそり残しがないか、ネクタイの柄や色がシャツに合っているかどうか、昨晩の思い気持ちを引きずっていないか、あらゆることをチェックしているのではないでしょうか?

 

私は鏡の中の自分を見るとき、「魅力的な表情をしているかどうか」をセルフチェックしています。見た目は最低限に取り繕いますが、大切なのは、全体的な雰囲気として「魅力的な姿かどうか」です。表情には、「私のすべて」が反映されます。私の内面の充実度が、表情として浮かび上がっているわけです。

 

鏡に映るあなたの姿を見てください。

鏡の中の人物がOKなら、その日一日は「あなたのもの」です。

 

 

 

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