子どもの自尊感情に影響を与えるもの

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皆さんこんばんは角松利己です。

あなたは大人ですか? もしそうなら、今のあなたを作った価値観は、きっと親御さんからの影響が大きいと思います。

あなたは子どもですか? もしそうなら、あなたの価値観はきっと、あなたの親御さんから受け取ったものであるはずです。特に人生がうまくいかないと感じているときほど、親御さんから受け取った価値観を否定的に捉えているんじゃないでしょうか?

家族だけが「コミットを許された存在」

「親との関係が子どもの自尊感情に深く関係する」ことは、多くの人が体感できていることでしょう。ですが、「多くの親子がその関係性を打開できないまま長い時間が過ぎてしまう状況」は、好ましいとは言えません。

もちろん、「ずっと後になって」「親の立場になって」わかることはあるでしょうし、否定しません。親子関係の葛藤をバネにして大きな意義のある活動を展開している方は、大勢います。

でも、やっぱりもったいないかな。

親子だから本音を言えないのは実感としてわかります。でも、一番コミットすべき「親子」という関係にこそ、本音を言ったり聞いたりする機会が必要なんじゃないかな、と思います。現代社会において、人間関係はある程度コントロールすることができますが、親兄弟の関係になると、一筋縄ではいきません。

「ほかの人たちとは強いてコミットする必要はなくても、家族とはコミットすることが避けられない」ですよね? つまり見方を変えると、「家族だけがコミットする正当性を与えられている存在」なんです。

でも、残念ながら多くの大人は、会社や近所の人たちとの付き合いに神経をすり減らすくせに、最も身近な存在である家族に対しては本当の意味でコミットしていません。「外でこれだけ大変な思いをしてるんだから、家にいる時くらい優しくしてよ」と思いながら、何かしらの気遣いを求めているだけの状態です。本当に優しくすべきは、あなたの家族に対してなのに。

そして、家族の中でも特に子どもは、弱い立場に立たされがちです。「子どもの自尊感情を育みたい」と考えるなら、大人が、親が寄り添うべきでしょう。

親は本音を語ろう

親は日々、子どもとのすれ違いを経験します。一方的に子供を叱ったり、言いたいことをうまく伝えられなくて、しばらく子どもとの関係が悪くなったりした経験を持つ人は、少なくないはずです。

子どもとの誤解を解き、関係を改善し、将来に禍根を残さないために、親ができることがあります。それは「本音を語ること」です。

親が本音を語るためには、いくつか条件があります。

1.「本音を語る」とは「自身の価値観を伝える」絶好の機会であるとの認識を持つこと。
2.「出来事」と「語り」の間隔をあけないこと。しこりは容易に溝になり、大海になります。

3.世間体に囚われた視点で話さないこと(人目を気にした内容でなければ、多少偏向していても許容されるべきです)。

事業継承、介護、相続、終活など、子どもの側がある程度の年齢に到達してから効力を実感できる「本音」もあるでしょう。ですが、もっと早い段階で、いや、1年に1回くらいは本音を伝える努力を、誰もがすべきだと思います。

始めるのは、もちろん親からです。子どもの本音を聞きたいのなら、まずは、あなたが本音を。

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