3. 休めない? いえ、休みましょう。

仕事で成功する

教師はこんなに休める

 

他の職種で、年間フリーで休める日数がどれだけあるかわかりませんが、

学校の教員は、なんと年次休暇が40日も取れます

 

ただし、厳密にいうと、前年度の繰り越し分の20日間を含めての40日、です。

ですから、毎年同じペースで20日間ずつ年休を取れば、

余った分の20日間が次年度に繰り越され、常に「40日」からスタートできるわけです。

 

じゃあ、なぜ休めないの?

 

しかし、私が教員になりたての頃は、年休を使うのは1年に3日程度でした。

 

理由は2点。

 

1つは、教員としての仕事を覚えるために、休むという発想がなかったためです。

授業時間以外はひたすら教材研究をやらないと自信をもって教壇に立てなかった私は、

当時夜8時まで職員室で授業準備をしていました。

 

2つ目の理由は、「そんな雰囲気がなかった」ことです。

当時、年休を頻繁にとっている同僚教師はほとんどいませんでした。

 

多くの職員が7時過ぎまで残って仕事をしていました。

何人かの同僚は定時である5時に「お先に」と言って帰りましたが、

新任教師である私は

「あの人はこんなに早く帰れるんだ。きっと仕事ができる人なんだろう。」

と思っていました。

 

もちろん、今思えばその人なりの理由があったと思います。

 

しかし同時に、早く帰る人は、

 

✔本当に仕事が速い。

✔割り切っている(つまり何らかの取捨選択をしている)。

 

の、どちらかだったと思うのです。

 

工夫、してますか?

 

現在の私は前者ではなく、後者です。

つまり、完全に取捨選択をしています。

 

自身の裁量で判断・決定できる事柄については、ベストを尽くします。

しかし、そうでない事柄については留保し、結論を急ぎません。

ただし、問題意識としてメモを残しておきます。

 

また、その日のうちに達成しておきたいことについては、

いわゆる「TODOリスト」に従って処理をしていきます。

そのために、時間管理を徹底します。

 

その結果、職員室にいるのが退屈に感じるほど、空き時間ができました。

 

 

空き時間ができたら

 

ところで、それだけ空き時間があったら、あなたはどうしますか?

 

私の優先順位は、こうです。

 

✔帰る。

✔アウトプットする。

✔インプットする。

 

最優先は、帰ることです。

勤務途中から年休に切り替えて、自宅に帰る。

その後は自室でセカンドキャリア形成のための情報収集をします。

イベントや研修会の検索と申込み、原稿執筆、ネットシステム構築の情報収集などです。

 

こういった行為は学校という狭い世界から解き放たれる、大切な時間であると同時に、

学校の仕事に還元できる情報や視点を入手する貴重な時間です。

 

昔と違い、現在の教師に長期休業期間はありません。

生徒にとってのいわゆる夏休み、冬休み、春休みについては、

昔のように生徒と同様に休むことはできず、通常の勤務になります。

 

私が見る限り、多くの教師は長期休業中も普段通りに来て、

普段より少し早く帰るという感じが多いようです。

私自身も、夏休み中は午後2時くらいになると、もうすることがなくなります。

 

*たとえば夏休み中はフレックスタイムを採用していて、

通常より1時間早い午前7時半から勤務に就いているため。

もちろん、午前中は仕事に集中します。

 

その場合、躊躇なく年休を取ります。

夏の午後2時か3時ころに学校を出て、自宅まで車を走らせる時の気持ちよさは、

ちょっと言葉では言い表せません(笑)。

 

私の場合、まとめて数日単位で年休を取るよりも、

数日おきに小刻みに取る方が性に合っているため、そうしています。

もともと何もせずにぼーっとしていることが苦手なため、

こまめにリフレッシュした方が仕事への集中力を高めているような気がします。

 

去年とおととしは2年連続で、ひと月に2,3回、年間でほぼ20日間、

フルに年休を取りました。

個人的にはまだまだ休み足りないなぁと思っているのですが(笑)、

こんなに休んだのは教師生活26年にして初めてのことなので、よしとしています。

 

休みが取れないのは、誰のせい?

 

ここまで聞いて、あなたはどう思いましたか?

 

「今の職場での仕事状況を考えると、とうてい無理だ。」

「そんなんで、納得のいく仕事ができるのか?」

「周りがまだ仕事をしているのに、自分だけ早く帰れない。」

 

そんな声が聞こえてきます。私は、そういった声に、深く同意します。

なぜなら、数年前の私自身、そのような考えを持っていたからです。

 

 

けれども、それは違う、とはっきりお伝えします。

 

教師は学校を離れなければいけない。

学校の外にある価値観を取り入れて、

それを学校内に還元するくらいのつもりで働くべきなのです。

 

多様な生徒に対して固定的な、学校独自の、学校内部でしか使えない価値観を提供しても、

生徒も苦しいし、教師の側も合理性からどんどん離れていくばかりです。

 

学校から離れれば、教師になれる

 

同調圧力を強いる現在の教育現場の中で、

その圧力に付随する様々な問題を本質的に見つめ直すために、

教師は学校を捨てなければいけません

 

教師が学校から離れれば離れるほど、生徒に対して多くのメリットを還元できる。

同時に、教師にとっての職場環境も劇的に改善されるはずです。

 

学校外で、アウトプットやインプットをどれだけしているかで、

教師は教師になれるのです。

 

さて、あなたは昨年、年休を何日取りましたか?

そして、今年は何日取る予定ですか?

 

 

 

 

 

 

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